【React Native】Expo SDK v28.0.0の変更点まとめ

先日Expo SDKのv28.0.0がリリースされました。
大きな変更もあったようなので、変更点をまとめてみます。

Expo SDK v28.0.0 is now available – Exposition

AndroidのtargetSdkVersionが26にアップデートされました

Androidの方針で、今後新規リリース、及びアップデートするアプリはAPIレベル26(Android 8.0)以上をターゲットにする必要があります。
詳細はコチラ→ 2018年8月からtargetSdkVersionをAPIレベル26（Android 8.0）以上にする必要がある - Qiita

それにExpoが対応した形のようです。

このAndroid8.0対応に伴い、以下3点の大きな変更があります。

Android notification channelsのサポート

6月上旬以降にexp build:androidでビルドしたアプリでは、
LocalNotificaitonオブジェクトのsound, vibrate, priorityのフィールドが、またPush Notificationのsoundフィールドが無効になります。

これらのフィールドを利用していた場合は要注意ですね。
またこの変更は、ビルドサーバー側の変更なので、Expo SDKが22-27の場合でも影響を受けるようです。

Breaking Change Coming to Android Apps – Exposition

Expo SDK 28ではNotification Channels機能が導入され、これを利用するとsound, vibrate, priorityのchannelごとに指定できるようです。

もしExpo SDK 28にアップグレードしたくない場合は、Expo SDK 22-27の更新版もリリースされるので、これを利用するとNotification Channelsが利用できるようになるとのことです。

Android adaptive launcher iconsのサポート

Android 8.0でAdaptive Iconというものが登場しました。
おしゃれなアニメーションを実現できるようです。

3分で分かる？Android OのAdaptive Iconに対応しよう - Qiita

adaptiveIconのファイルがある場合は、app.jsonのandroid.adaptiveIconに指定することで反映できます。

Expo SDK 22-27を使っていて、何もしない場合でも、次回のビルドでは強制的にadaptiveIconになります。
一度exp build:androidでapkをビルドして、どんな見た目になるか確認して、必要であればadaptiveIconを作成して差し替えることをおすすめされています。